2022.11.03社長ブログ

ベトナムオフショア開発のデメリット3選と解決策

どうも、ご覧いただきありがとうございます。

Wur株式会社 代表の閏間です。

Wurではオフショア開発を利用した開発支援を多数おこなっておりますが、よくお客様からメリット・デメリットを教えてほしいという声をいただきます。

前回は「ベトナムオフショア開発のメリット3選」の記事を紹介しました。

今回は「ベトナムオフショア開発のデメリット3選とWurがどうやってカバーしているかの具体的解決策」について書いていきます。

デメリット①: 言語の壁によるコミュニケーションミス

オフショア開発のデメリットとして、コミュニケーションの壁があるところが大きいと思います。

基本的には、ブリッジエンジニアと呼ばれる『日本語or英語と現地語がわかる人』が参画をしてコミュニケーションの橋渡しを行います。

しかし日本業務に根付いたBtoB向けのサービスでは特にビジネスロジックが複雑なことも多く、日本語の読み書き・会話が問題なかったとしても正確に仕様を伝えるのが難しいです。

また、日本人特有の「こう伝えたらニュアンスを汲み取ってくれるだろう、よし何やってくれるだろう」というコミュニケーションも、外国人が汲み取ることは難しいです。

コミュニケーションの齟齬から、リリース直前に仕様通りになっていないことが発覚し、リリースが延期になるトラブルもあると聞きます。

デメリット①の対処方法:日本人PMが必ず参画

Wurではこの問題を解決するために、お客様とのコミュニケーションは全て日本語で対応し、必ず日本人エンジニア兼PMが参画します。

日本人エンジニアがコミュニケーションを行うことで仕様をきちんと理解し、エンジニアが開発をしやすいように要件定義・ドキュメント作成を行なった上でベトナムエンジニアに展開しています。

デメリット②: モダンな技術・言語で開発ができる会社が少ない

昨今のIT技術・プログラミング言語のトレンドの移り変わりは早いです。

現在では操作性の良いUIを実現するためのReact・Vueを用いた開発、バックエンドではLaravelやRailsなどのフレームワークを用いた開発、AWSやGCP・Azure等のクラウドサーバーを活用することが多いです。

モダンな技術を使うことでユーザー体験の向上・開発のしやすくなりますが、その技術を用いた開発ができない会社もあります。

特に日本と海外で利用される言語が異なることもあります。

デメリット②の対処方法:モダン技術を用いた開発経験があるかチェック

事前に開発の相談をする際に、モダンな技術を用いてどんなサービス・システム・アプリを開発したことがあるかを確認するのが大切です。

Wurではサービス・システム・アプリの開発対応が可能です。上に紹介したモダン技術を用いた開発経験が豊富にあります。

Wurでよく利用するのは以下の技術です。

  • バックエンド: Ruby on Rails, Laravel(PHP)
  • フロントエンド: Nextjs(React)
  • アプリ: React Native, Flutter
  • インフラ: AWS, GCP, Azure, Firebase

プロジェクトの概要をお伺いした上で、適切な技術選定を行った上でご提案をしています。

またWurでは、お打ち合わせの際に、弊社で開発したサービスを画面共有しながら、イメージに近しい開発実績・機能をご紹介をして安心していただけるように努めています。

Wurの開発実績はこちら からご確認いただけます。

デメリット③: 時差がある

海外に依頼するときならではの課題が時差。

日本の会社の多くが9:00-18:00もしくは10:00-19:00をビジネスタイムにしているところが多いかと思います。

海外との時差を考えて仕事をする場合、コミュニケーションやMTGなどの実施時間を考慮して考えなくてはなりません。

特に、アメリカ・カナダやヨーロッパ圏のエンジニアと仕事をする際は時差の開きがとても大きいため、日本側もしくは海外側が早朝・深夜にMTGをしてなんとかコミュニケーションをする必要があります。

デメリット③の対処方法: アジア圏の国に依頼する

Wurのオフショア開発拠点はベトナムのハノイです。

ベトナムと日本の時差は2時間と少ないため、チャットやオンラインMTGでのコミュニケーションも取りやすいためスムーズに開発を進めていくことが可能です。

例えば、日本時間の11時はベトナム時間の9時です。

弊社オフショア拠点は現地時間の9:00-18:00で勤務しており、日本時間の11:00-20:00です。

日本時間の11:00-18:00でMTG設定を行えばスムーズにコミュニケーションをとることが可能です。

まとめ

今回はベトナムオフショア開発のデメリット3選をご紹介しました。

オフショア開発はメリットだけでなくデメリットもあります。また国だけでなくオフショア開発会社ごとに合う・合わないもあると思います。

初めてオフショア開発を利用する場合は不安もあるかと思いますが、Wurではご安心して開発を進めていけるよう様々な工夫をしています。

ベトナムオフショア開発が気になる方はぜひお気軽にお問合せください。

想い: Wurは失敗確率を減らせる開発パートナーでありたい

Wurのメンバーの多くがスタートアップ・ベンチャー企業で働いていた経験があります。

UIUXの大切さをメンバー全員が理解し、開発を始める前にユーザー調査(UXフェーズ)を経て、ターゲットユーザーの課題を理解した上で、それを最適に解決できるUIの作成、必要機能の明確化を行います。

これはサービスを自ら作っていた経験のあるプロでないと難しいです。

たくさんの失敗を経験してきた私たちだからこそ、これから期待・夢をもってサービスを作る人たちの失敗確率を減らせます。

サービス開発を考えている方は、ぜひ一度Wurにご相談ください。

もっとWurの仕事の進め方を知りたい方はこちらの記事からどうぞ。

「新規事業、新規サービスの立ち上げ」に特化し、ビジネスモデル設計から開発、事業の成長までを支援する――Wur株式会社

最後に

最後までお読みいただきありがとうございました!

Twitterもやっていますので、もしよければフォローもお願いします。

それでは。

Contact

ご相談からお見積り依頼まで
お気軽にご相談ください。