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採用のプロが作る人材獲得特化の『求人管理サービス』
株式会社PM Agent(以下、PMA)は中小企業を中心にIndeed等のメディア媒体を活用した採用を支援を行っています。それに関連して採用獲得に特化した求人管理サービス『採用コモン』を提供しています。
- 事業拡大に向けてWebサービスを作りたいが、開発のノウハウや知見が全くない
- そもそも何から始めればいいのかわからない
- 知見を持っている人と密にコミュニケーションを取りながら進めていきたい
上記の理由からWurにご相談をいただき、本プロジェクトはスタートしました。
Wurの『シェアリングCTO』をご提案し、PMAのCTOとして事業の壁打ちからラボ型開発・開発PM・エンジニア採用支援を担当。
同社のCEOの梅津 哲豪氏にお話を伺いました。
目的
ゼロからサービスを立ち上げるためのトータル支援をしてもらいたい
施策
シェアリングCTO・ラボ型開発を導入してサービス開発を実施
効果
β版としてプロダクトリリースができ、事業拡大に向けての土台が完成
Wurご支援内容
- 要件定義
- フロントエンド・バックエンド(Ruby on Rails)・管理画面 開発
- Herokuサーバー構築・リリース
- エンジニア採用戦略の立案
- エンジニア採用面談の同席
サイト制作前の悩み – 『何からすれば良いのかわからない』
主力事業であるIndeed等のメディア媒体を活用した採用支援が軌道に乗り安定してきた頃、新規Webサービスの立ち上げを考えていた同社。
事業の構想はあるが、Webサービスを立ち上げるにあたり、何から始めたらいいのかわからなったといいます。
梅津氏:「やりたいことは決まっているが、それをどうカタチにしていくのか・どこから始めていけばいいのかわかりませんでした。自社で正社員エンジニアの採用をしていくべきなのか・そうだとしたらスキルの判断や給与の決め方はどうすればいいのか、全くわからない状態でした。」
そこで、「シェアリングCTOを利用して、サービス開発の進め方や採用など、なんでも相談しながら進めていきたい」とWurにご依頼いただきました。
初めてのWebサービス開発にあたり、どんなサービスを作ってどのような事業にしていきたいのかを弊社閏間とディスカッションし、”必要そうなものを作る”のではなく”本当に顧客に求められている機能の特定のためにWordPressで簡単に作成して検証する”ところからスタートしていきました。
Wurを選んだポイント – 『スタートアップCTO経験者に相談できる』
良いエンジニア組織を作るにあたり、優秀なCTOは非常に重要です。優秀なCTOがいる会社は社内の開発体制整備が行われてエンジニアが入社しやすい環境を作ることができます。
リファラル(紹介)や採用媒体を活用してCTO採用活動を行いますが、エンジニアが売り手市場の現代において、CTOポジションとして活躍できる人材は圧倒的に足りていないのが実情です。
PMAもCTOの採用には時間がかかることを理解し、WurのシェアリングCTOサービスを高く評価いただいています。
梅津氏:「立ち上げフェーズだと特に技術に明るくビジネスサイドとスムーズにコミュニケーションができるPMが必要ですが、”CTOクラスの人を採用するのは難しく時間がかかる”と周りのスタートアップ・ベンチャー企業経営者から聞いていました。我々もCTOの採用に動いていきたいが、すぐの採用は難しいと考えていました。WurではスタートアップCTO経験者がサポートしてくれます。本当に心強いです。」
スタートアップ・ベンチャーの初期フェーズにおいて、ビジネスサイドと開発サイドの橋渡しをしながら進めていけるメンバーは非常に大切です。PM不在の開発体制では、ビジネスサイドから「こんなものを作りたい、だから作って」とフワッとした依頼がエンジニアに飛んできます。しかしそれらは大抵エンジニアが開発に移れるところまで仕様が決まっていないことがほとんどです。
WurではスタートアップでCTOを経験したメンバーが参画して開発要件にまで落とし込んで開発を行なっていきます。
梅津氏:「”こんなものを作りたい”というのはあるんですが、それを開発メンバーにどうやってコミュニケーションとって進めてもらえばいいのかわからなかったんです。そこを任せられるのは助かります。」
シェアリングCTO導入後の成果 – 『β版リリースができ事業拡大に向けての土台ができた』
WordPressでの検証を経て、本格的な販売に向けてRuby on Railsでのフルスクラッチシステムの開発が始まりました。弊社のオフショアラボ型サービスを利用してコストを抑えながら開発を行なっています。
梅津氏:「シェアリングCTOがオフショアエンジニアとの開発コミュニケーションやコードチェックなどを行なってくれています。フルメンバーがいなくてプロダクトが作れない状況から、フルメンバー1名+オフショア開発体制になったことで開発速度が飛躍的に向上しました。最近では業務委託のエンジニアも増えてきて、週1回開発定例MTGを行なってタスクの確認や詳細の質問をしながら進めています。少しずつ開発チームとしての体制ができてきましたね。」
シェアリングCTOとして開発はもちろん、事業戦略や資金調達・エンジニア採用も相談可能です。
梅津氏:「開発以外にも、なんでも相談をさせてもらっています。Webサービスでどういう差別化を図っていくか、エンジニアやデザイナーなどプロダクト開発チームの人件費を考えてどのくらい資金を調達するべきか、エンジニア採用に向けてどんな媒体を使ってどんなメッセージを届けるべきか、など相談内容は多岐に渡ります。こんなに相談できる人は他にいませんよ(笑)」
最後に – 『Wurは開発・事業相談可能な信頼できるパートナー』
スタートアップの新規サービスの立ち上げにシェアリングCTO・ラボ型開発として参画するというプロジェクトでした。
引き続きサービスを伸ばしていくために改善を続けていくとのこと。
最後に、梅津氏は次のように話を結びました。
梅津氏:「弊社のように、アイディアはあるけど何から始めれば良いのかわからないという方はぜひ相談をすると良いと思います。開発だけでなく、上流の経営や資金調達など、ビジネスの相談ができて全体像が見えているからこそ適切な提案をしてもらえるので、同じように困っているスタートアップ・ベンチャー企業は相談すると良いと思います。引き続きよろしくお願いします。」