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約7,000万人のTカード利用者データを元にしたマーケ支援企業のサイト
CCCマーケティング株式会社(以下、CCCMK)は約7,000万人のTカード利用者のデータをもとに企業のさまざまなマーケティング活動を支援しています。
- 多くのサービス・ソリューションを提供しているCCCMKができることをわかりやすく伝えたい
- 新規のお客様に興味を持っていただきたい
- これまで接点のなかった新規見込み顧客を増やしたい
上記の理由からソリューションを紹介するサイトを新規で立ち上げるために本プロジェクトはスタートしました。
企画・コンセプト作成から一緒に行い、デザイン・システム設計・開発まで一気通貫でWurが担当。
同社のマーケティングソリューション マーケティングユニット ユニット長の石原 ひとみ氏にお話を伺いました。
目的
CCCMKの提供しているソリューション・サービスをもっと知っていただきたい
施策
CMSを構築してソリューションやサービス・特徴・事例・お役立ち情報を紹介
効果
CCCMKが提供しているサービスをわかりやすく伝えられ、リード獲得・売上UPに寄与
Wurご支援内容
- 要件定義
- UIUXデザイン
- フロントエンド・バックエンド・管理画面 開発
- Azureサーバー構築・リリース
サイト制作前の悩み – 『新規見込み顧客を増やしたい』
これまでアウトバウンド営業が中心になっていた同社。
より売上を伸ばしていくことを考えた際に、インバウンド営業に取り組む必要がありました。
そこで、「CCCMKに興味を持っていただき、お問合せをしてもらえるようなサイトを作っていきたい」とWurにご依頼いただきました。
サイトを立ち上げるにあたり、専任の内製インサイドセールスチーム・マーケティングチームも作り、しっかりと新規見込み顧客獲得〜受注に向けて体制も作っていくことに。
多くのメンバーと議論を進めていきながら、企画から行いました。
Wurを選んだポイント – 『社内メンバーのようになんでも相談できる』
ユーザー目線でわかりやすく、会社のメッセージがきちんと届くサイトを作る上で、関係者と密にコミュニケーションをとっていくことが必要不可欠です。気になるところがあれば細かくミーティングを実施したり、メールではなくTeamsを利用してラフにメッセージを送れるようにするなど、体制面もご協力いただきました。
目指したいサイトの目線合わせや情報設計・見せ方・デザインは非常に重要です。だからこそ「なんかCCCMKらしくない」「もっとわかりやすく、魅力を伝えたい」と本音で言い合うことができるような信頼関係が大切になります。
過去に弊社代表の閏間がCCCMKと一緒に仕事をしたことがあり、安心して依頼をすることができたといいます。
石原氏:「やりとりがしやすく、サイト構成やデザイン・機能等を社内メンバーのようになんでも相談しながら進めていけたので、スムーズにプロジェクトを進めていくことができました。営業・マーケティングチームや社内ITチームなど、多くのステークホルダーと連携をとる必要がありましたが、細かく丁寧にMTGをしていただけたので安心して進めていくことができました。」
施策ポイント – 引きつける内容設計・長期運用を見据えたシステム設計
CCCMKが持っているアセットやソリューションを直感的にわかりやすく伝える必要がありました。
そこで各サービスの詳細ページでは、消費者に認知されているTカード・Tポイントや、TSUTAYA・蔦屋書店の写真などを積極的に活用。
日常生活で身近に触れているサービスの写真を用いて具体的にイメージしやすくし、独自のポップなイラストを入れることで”データビジネスって何か難しそう…”という障壁を下げるよう努めました。
また、サービス内容をよりわかりやすく伝えるための細かいPDCAや、事例・コンテンツの更新を行うためにCMS(コンテンツ管理システム)を導入。
今回はWurで自作のCMSを利用しています。既製品CMSもありますが、実際の運用を見越して機能をカスタマイズしたCMSになっており、無駄な機能がなくシンプルなため使いこなすまでの社内研修時間はほとんどかかっていません。
石原氏:「サイトの運用は複数名で行なっています。機能が豊富なCMSもありますが、シンプルなので迷わず利用できています。日々使うものだからこそ使いやすい管理画面で助かっています。」
サイトリリース後の成果 – 『お問い合わせが増えて売上UP』
CCCMKが提供しているソリューションやサービスを知ってもらうサイトを作れたことで、同サイト内に設けている媒体資料のダウンロードに繋がり、新規の見込み顧客の獲得に成功。商談件数・受注件数も増えて売上UPにつながりました。
石原氏:「CCCMKに対しての理解が深まり、問い合わせや資料ダウンロードにつながる設計になっているので、マーケティング施策として成功していると実感しています。現在ではなくてはならないサイトです。」
サイトリリース後も継続してデザイン・開発をWurに依頼いただいています。
サイト訪問者が求めている情報をアップデートしたりと、サイトは一度作って終わりではなく、継続的にアップデートや改善をしていくことが必要です。
Salesforceと連動しているAccount Engagement(旧Pardot)との連携をしたお役立ち資料のダウンロード機能を追加し、リード獲得できる箇所を増やしたり、違う訴求軸で魅せるためにLPを追加したりと、継続的に追加開発を行なっています。
石原氏:「Account Engagementのフォームで入力された情報は自動でSalesforceに連携されるので、資料ダウンロード・お問い合わせフォームで入力された顧客情報はすぐにインサイドセールスチームが確認できます。どんな資料に興味を持って情報を入力したのかも確認できるよう追加開発を行なったため、見込み客に応じてコミュニケーションを変えて受注角度を高めています。」
最後に – 『Wurは二人三脚で継続してお願いできるパートナー』
新規でインサイドセールスチーム・マーケティングチームを作り、サイトを立ち上げるという大きなプロジェクトでした。引き続きインバウンドでの見込み顧客数を伸ばしていくために改善を続けていくとのこと。
最後に、石原氏は次のように話を結びました。
石原氏:「このサイトの立ち上げは、社内の中でも注目度の高いプロジェクトでした。これをきっかけに、社内報や、新規サービスサイトの相談もWurにしています。二人三脚で進めていけるクリエイティブパートナーとして、今後も継続していろんなプロジェクトに関わっていただきたいです。」